成瀬は都を駆け抜ける
京都大学、こたつ、達磨。このワードでときめかない人は、この本の面白さが半減します。森見登美彦氏の代表作を2-3点読んでから本作に臨んだ方がより楽しめます。そして、左京区北白川大好きなひと、ぜひ読むべしです。
さて、大人気成瀬シリーズの第3弾。いやが応でも皆の期待は高まります。ですが、安心してください。皆の期待は裏切りません。成瀬だけでも相当濃いキャラなのですが、それに加えて癖の強い新たな登場人物がぞくぞく出てきます。しかし、もうこのシリーズは主人公のキャラが立っているので、誰が登場しても面白くなってしまうのです。
失恋した同級生を慰めるでもなくいつもの調子で接しているうちに良き方向に導いたり、とある神社で訳あり簿記ユーチューバーに絡んでみたり。後半では、前作の登場人物も乱入してきて、まさに最終巻にふさわしい一巻に仕上がっています。
一回目は話の展開が気になって速読で読破していたので、二回目はじっくり読みこもうかと思っております。
感想は、「ありがとう成瀬」です。また、京都と滋賀に行きたくなってしまいました。







