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新着情報一覧

2024年5月21日 - 書評のコーナー ~その89~

兇人邸の殺人 「屍人荘の殺人」シリーズの第3弾です。神紅大学ミステリ愛好会の剣崎比留子と葉村譲は健在です。今回は、事件を引き寄せてしまう体質の比留子が、班目機関の謎を暴くために葉村とともに廃墟テーマパークに潜入します。そして、お約束のように密室になって殺人が行われます。この作者の密室は、ゾンビが出てきたり霊能者が出てきたりと何でもありの密室が特徴ですが、今回もやはり妙なものの登場によって密室 ...続きを読む

2024年4月22日 - 書評のコーナー ~その88~

ラーメン発見伝・ラーメン才遊記・ラーメン再遊記 ラーメンおたく必読の漫画です。3部作構成で途中のシリーズから読んでも楽しさ半減です。読んでみたい人は、ぜひ発見伝から読んでください。 発見伝は、ラーメンおたくの会社員が自分で屋台を引きながら理想のラーメン像を求めて色々な料理人と対決し成長していく物語です。この対決するライバル達が微妙に実在の店に似ていて、読んでいてニヤニヤして ...続きを読む

2024年2月21日 - 書評のコーナー ~その87~

成瀬は天下を取りに行く 色々と賞を受賞しており、すでに続編が出版されている人気の本です。 いや、やられました。短編小説のお手本のような小説でした。最初に主人公の成瀬あかりの性格をサラッと説明して、ついでにサブキャラ島崎との関係もウイット豊かに描写されていています。とにかく入り方が上手です。この本自体は短編集の体を取っていますが、一貫して成瀬あかり史を構成するためのエピソード集で ...続きを読む

2024年1月22日 - 書評のコーナー ~その86~

8月の御所グラウンド 万城目学氏の作品です。表題の「8月の御所グラウンド」と、駅伝を題材にした小編を纏めて一冊にしております。 本作は、すごいエンタメ小説かといえばそういう訳ではなく、鮮やかなどんでん返しがあるかといわれると、それも無いです。では一体なんなの? といわれると、ただただ京都を題材にした学生さんのお話なのです。 私、1年だけですが京都で学生生活を送ったことがあ ...続きを読む

2023年11月21日 - 書評のコーナー ~その85~

爆弾 リーダビリティー若干低めの本でした。範疇としては謎解きなので広義のミステリーに属します。なぜリーダビリティーが低めかというと、主人公が爆弾犯。スズキタゴサクというふざけた名前で物語の舞台が取調室なのです。すでに別件で逮捕されているのです。主人公の相手をするのは警察官。まあ、どちらにも感情移入し辛いです。微罪で連行されたスズキタゴサクが都内某所での爆発を予言します。適当に相手していたら本 ...続きを読む

2023年10月21日 - 書評のコーナー ~その84~

あの子とQ   訳の解らない題名からご推察の通り、万城目学氏の小説です。主人公は現代に生息する吸血鬼一族の末裔、嵐野弓子。だが、いたって普通の女子高生。吸血鬼の末裔と言いながら人間の血を吸うわけでもなく、平々凡々と普通の高校生活を送っています。 そんな弓子にQと呼ばれる妙なトゲトゲの物体が憑りつきます。なんでも、17歳の誕生日までに人間の血を吸わないかどうかを監視に来た ...続きを読む

2023年7月5日 - 書評のコーナー ~その83~

紛争でしたら八田まで 麻生元総理大臣が報道陣の囲み取材の中で話題にした漫画で、それを知っているのか!とコアな漫画フアンの間で麻生さんの株が上昇したといわれる作品です。 シンガポール生まれイギリス育ちの八田百合が、地政学の知識とプロレス技を駆使して民族間の紛争からヤンキーの勢力争いまで、様々な揉め事を解決するという蘊蓄バラエティー漫画です。今でこそウクライナ戦争で地政学は脚光を浴びていま ...続きを読む

2023年3月13日 - 書評のコーナー ~その82~

城崎裁判 年末、久々に城崎に行ってきました。城崎に行く目的は、温泉やらカニやらはもちろんのこと、しかし本命は「城崎裁判」でした。志賀直哉の小説「城崎にて」をオマージュして万城目学氏が書いた短編小説です。志賀直哉来湯100年を機に城崎温泉旅館経営研究会が立ち上げたレーベルで一般の書店では入手不可能。城崎温泉でした購入できないという品なのです。アマゾンや楽天でも入手困難というか、不可能でした。 ...続きを読む

2022年11月21日 - 書評のコーナー ~その81~

まほろ駅前多田便利軒 このタイトルだけではなかなか書店で手にすることはないと思うのですが、帯に「直木賞受賞作」と書いていあり、どうやらシリーズ化もされている様なので、「時間があったら読もうかな。三浦しおんの作品だし軽く読めるだろう」的な感じで購入。 内容的にはミステリーものでもなければ感動モノでもなく、作中に流れる時間を一冊の本と共有するという楽しみの本でした。短編が6個の構成ですが、 ...続きを読む

2022年9月15日 - 書評のコーナー ~その80~

黒牢城 2022年上半期直木賞受賞作です。因みに芥川賞と直木賞は年に2回発表されます。 直木賞以前に山田風太郎賞はじめ「このミステリーがすごい!」1位になったりしていたので2021年の年末に購入。有岡城(伊丹城)城主の荒木村重が主人公の小説という事でしたので、早速現地に赴きました。有岡城は現在のJR伊丹駅となっており駅前には城跡の碑の残る公園があります。この公園が当時の本曲輪で ...続きを読む