今回は、「謎解きはディナーのあとで」です。映画化もされて一度読むべしと意気込んで読みました。
しかし、軽い!軽い!ヘリウムのように軽い!ここのところ、濃い本ばかり読んでいたので余計に軽い!
短編集だとは知らずに読んでいました。事件が起きてお嬢様刑事が登場。お決まりのライバル刑事が現場を引っ掻き回して、当然のように事件は解決せず。夕食後の不機嫌なお嬢様が執事に「あなたならどう思う?」と事件を投げつけたところで、執事が例のセリフを口にする。「お嬢様の目は節穴でございますか?」
月刊誌掲載で月に一回読む程度なら楽しく読めるのだが、似たようなやり取りを2時間に3回も読まされると若干飽きてしまいました。すいません、途中で放り出してしまいました。
図書館で300人待ちで入手しましたが、図書館で十分かと存じます。
続編は、どうかな?余程主人公が化けるか、長編にシフトしない限りは辛いかもしれません。このスタイルで続編がでたら、「私の目は節穴でございました。」