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新着情報一覧

2022年9月15日 - 書評のコーナー ~その80~

黒牢城 2022年上半期直木賞受賞作です。因みに芥川賞と直木賞は年に2回発表されます。 直木賞以前に山田風太郎賞はじめ「このミステリーがすごい!」1位になったりしていたので2021年の年末に購入。有岡城(伊丹城)城主の荒木村重が主人公の小説という事でしたので、早速現地に赴きました。有岡城は現在のJR伊丹駅となっており駅前には城跡の碑の残る公園があります。この公園が当時の本曲輪で ...続きを読む

2022年7月22日 - 書評のコーナー ~その79~

ブルーピリオド   ピカソの作品に「青の時代」という作品群があるのはご存じですか。「青の時代」英語に直すと「ブルーピリオド」 そう、絵画を題材にしたコミックです。 なにをさせても小器用にこなす優等生の不良少年の矢口八虎、青年漫画によくある設定の主人公の高校2年生から物語は始まります。高校生なのに渋谷のスポーツバーでタバコを吸いながら酒を飲み、徹夜明けで朝の渋谷を ...続きを読む

2022年4月28日 - 書評のコーナー ~その78~

サクッとわかるビジネス教養 地政学  ロシアによるウクライナ侵攻や北方領土の不法占拠、中国による南シナ海の一方的な現状変更や尖閣諸島周辺への侵入。領土問題は軍事戦略と絡んで複雑な思惑が絡むうえに、アメリカが手を出したりひっこめたりするのでさらにややこしくなってきております。  一方、テレビではコメンテーターがしたり顔で国際政治について語っておりますが、専門でもないのにあれこれ感想を述べてス ...続きを読む

2022年3月15日 - 書評のコーナー ~その77~

テスカトリポカ 題名と表紙絵柄のとおり、中米アステカ文明を題材にした小説です。といっても時代背景は現代です。一人一人の登場人物を生い立ちから環境から丁寧に書いております。その登場人物の像が完成したらそれを動かして泳がせて、また次の登場人物の詳述に移ります。各登場人物がdeepな背景を持つ人物ばかりなのでこの手法は非常にありだと思います。 メキシコ出身の麻薬カルテル王が凋落してイ ...続きを読む

2022年1月21日 - 書評のコーナー ~その76~

  屍人荘の殺人   鮎川哲也賞受賞、「このミステリーがすごい」第1位、週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位、本格ミステリ大賞受賞第1位。帯にこれだけ書かれていれば十分です。密室ものはあまり好きではないのですが読んでみることにしました。映画化や漫画化もされている様です。 普通の密室ものかと思っていたのですが、読み始めてみると「何じゃこりゃ。 ...続きを読む

2021年12月13日 - 書評のコーナー ~その75~

  フェルマーの最終定理   xn+yn=zn nが2よりも大きい時は整数解を持たない 理系を自称する人なら必ず一度は目にしたことのある文章です。因みに、n=2の場合は皆さんご存知のピタゴラスの定理(三平方の定理)です。 フランスの数学者ピエール・ド・フェルマーがこの定理を書き記し、そこに「私はこの命題の驚くべき証明を持っているが、余白が狭 ...続きを読む

2021年11月12日 - 書評のコーナー ~その74~

アルルカンと道化師 ご存知半沢直樹シリーズの最新刊です。設定は、あの有名な西大阪スチール案件を扱う前の時期、浅野支店長が東京中央銀行西大阪支店に赴任して間もないころです。 例によって、銀行の論理で半沢の担当する融資案件が頓挫します。今回の会社は仙波工藝社という中小の出版社です。赤字と黒字のギリギリのところを漂っていて、いかにも銀行の匙加減でどうにでもなるような業績です。そこへ怪しげなM ...続きを読む

2021年10月12日 - 書評のコーナー ~その73~

ヒトコブラクダ層ぜっと(上・下巻) 鴨川ホルモー・偉大なるしゅららぼんを執筆した万城目学氏の最新作です。タイトルだけでは何のことやらわからないのはいつもの通りですのでここはスルーです。 万城目氏の作品の特徴は、あらすじを書いてしまうと原稿用紙2枚程度で済んでしまうようなことを長編に仕上げてしまうところです。しかし、ここでそのあらすじを書こうにも、そのくーだらない核心に触れないことにはあ ...続きを読む

2021年9月3日 - 書評のコーナー ~その72~

四畳半タイムマシンブルース 森見登美彦氏の最新作です。全くの新作ではなく、別の人の原案に森見氏の小説キャラクターを重ねてみましたという作品です。キャラクターは十年以上前に書かれた「四畳半神話大系」に出て来た登場人物です。四畳半神話大系はとても面白い話なのですが、余りにも腐男子臭が強くて好みの分かれる作品でしたので敢えてこの書評のコーナーでは取り上げておりませんでした。ですが、本作品を読む大前 ...続きを読む

2021年7月15日 - 書評のコーナー ~その71~

夜は短し歩けよ乙女 京都の吉田山・百万遍周辺の4畳半アパートに生息する変態ヘタレ大学生の生活を書かせたら日本一の森見登美彦の作品です。今回の主人公はやはりヘタレ大学生ですが前作「太陽の塔」の主人公よりは変態度は低く設定されております。が、話の本筋はヘタレ大学生が後輩の女子学生の後を追って京都中を徘徊するという、良く考えるとやはり変態ヘタレ大学生のお話でした。 話は4部から構成されており ...続きを読む