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2011年6月28日 - 上手な内視鏡の受け方 その5

 それでは気を取り直して、再チャレンジ。今度は上手く咽を越えました。内視鏡が咽を越えて食道に入ります。この辺りではまだ咽の違和感はとれません。食道から胃に入って空気を入れて胃を膨らませます。無理かもしれませんが、ゲップはしない方が良いです。ゲップをすると嘔気のスイッチが入ってしまい、更にもう一度胃を膨らますのに時間がかかります。しかし、これに関しては、空気の入れ過ぎで出てしまう事もあり、施行医もゲップが出ないよう細心の注意を払う必要があります。施設によって作法に違いはあるものの、このあと十二指腸に内視鏡が入ります。この辺りで咽の違和感は和らいできます。この後、内視鏡は胃の中に戻り、胃角や噴門といった胃の各所を観察した後、漸くカメラに馴れてきた頃に、再び食道を通って終了となります。個人差はありますが、ややこしい病変が無い場合は約5〜10分で終了します。
 しかし検査が終わってもまだ口の中が痺れています。
 経鼻内視鏡の場合は鼻腔が詰まった様な変な感じがします。1-2時間は鼻水が出ます。個人的には、世間で云うほど経鼻内視鏡は夢の様な検査ではないと思っています。経口で酷い目にあった人が、「まあ、経口よりましか」ってな具合で辿り着く検査方法であると思っています。
 局所麻酔の効果が残っているので、検査後30分の間は飲食できません。咽の感覚が鈍っているので物を飲み込む時にむせてしまいます。特に高齢者ではただでさえ嚥下反射が弱っているので誤嚥の危険性が高くなります。30分後、少量の水分が飲み込める事を確認してから、飲食を開始して下さい。
 お疲れ様でした。
 胃カメラ篇はこれにて終了。